Editor's Talk

ネット隠者のリハビリテーション

2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧

未市備忘録(その1)

イタリア・ミラノ市の大聖堂(ドゥオーモ:Duomo)。 1386年から建築され、約500年後の1813年にミラノ公国を征服したナポレオン・ボナパルトによって完成された世界最大級のゴシック建築。レオナルド・ダ・ヴィンチも設計コンペに参加したとか。 135本の尖塔…

橙郡備忘録(その5)

米国・カリフォルニア州オレンジ郡アーバインの「Ruth's Chris Steak House」。 https://www.ruthschris.co.jp/jp 1927年にクリス・マトゥリッチ氏がニューオリンズで創業した「クリス・ステーキ」を1965年にシングルマザーで素人だったルース・ファーテル氏…

橙郡備忘録(その4)

米国・カリフォルニア州オレンジ郡アーバインで頂いた「酸辣湯(サンラータン/Hot and Sour Soup)」。 酸っぱくて辛い、四川料理の代表的なスープ。アメリカの中華料理屋に必ずある定番メニューで、外れの無い美味さ。これと卵炒飯(Egg Fried Rice)を頼…

橙郡備忘録(その3)

米国・カリフォルニア州オレンジ郡アーバイン「In-N-Out Burger」のカウンター。 https://www.in-n-out.com/ 同僚に「ここのハンバーガーは絶対美味い」と連れていかれた店で、ごくごく普通のチェーン店。食べてみると確かに美味しくて値段も手頃。以降、何…

橙郡備忘録(その2)

米国・カリフォルニア州オレンジ郡コスタメサ市で食べた「つけ麺」。 米国出張が1週間程続き「たまには日本料理を食べたい」と立ち寄ったのが、小さなモールの中の「紅龍」というラーメン店。ラーメンは味噌/塩/醤油、他にもチャンポンなども。辛味噌味の…

橙郡備忘録(その1)

米国・カリフォルニア州オレンジ郡の「ジョン・ウェイン像」。 サンタアナ、アーバイン、アナハイム、ニューポートビーチ等があるオレンジ州の「ジョン・ウェイン空港」のシンボル像。1923年開港当時の名称は「オレンジ郡空港」でしたが、ニューポートビーチ…

匈市備忘録(その5)

ハンガリー・ブダペスト市の「金の指輪を咥えたカラス像」。 これは王宮の門に設置されたもので、マーチャーシュ教会の尖塔やカフェの看板など、街中の多くの場所で同じモチーフに遭遇。ブダペストのシンボルのひとつとなってます。 政争で囚われの身になっ…

匈市備忘録(その4)

ハンガリー・ブダペスト市の「グンデル・レストラン(Gundel Étterem)」。 gundel.hu 1894年創業の老舗レストランで、エリザベス女王やローマ法王ヨハネ・パウロ2世も訪れたという格式の高さ。外観も大使館のような重厚さで、ツアーじゃなかったら恐れ多く…

匈市備忘録(その3)

ハンガリー・ブダペスト市の「首都大サーカス(Fővárosi Nagycirkusz)」。 1889年創業の中央ヨーロッパ唯一の常設サーカス場で、1450人収容。サーカスはもちろん、コンサートやファッショショーなどもここで行われているそうです。 www.youtube.com 観光の…

匈市備忘録(その2)

ハンガリー・ブダペスト市で頂いた郷土料理「グヤーシュ」。 牛肉・玉ねぎ・パプリカなどを煮込んだビーフシチュー。ハンガリー起源で、周辺のオーストリア/チェコ/スロベニア/ルーマニア/スロバキア/セルビアなどにも広く伝播。チェコ版(発音はグラー…

匈市備忘録(その1)

ハンガリー・ブダペスト市の「マーチャーシュ聖堂」。 正式名称は「聖母マリア聖堂」で、13世紀後半に建造。1479年にハンガリー王マーチャーシュ1世の命令で大規模増築されたことが通称の由来。ブダペストの名称はドナウ川を挟む2つの街「ブダ」「ペスト」…

華市備忘録(その5)

米国・ワシントンD.C.「国立航空宇宙博物館」の「ソコル宇宙服KV-2」。 ロシアが旧ソビエト連邦時代に開発した宇宙服で、ソユーズ宇宙船内で搭乗員を与圧するために着用。発射と着陸の際に使用し、船外活動は未想定。ソコル(Cокол)とはロシア語で鷹のこと…

華市備忘録(その4)

米国・ワシントンD.C.の「国立航空宇宙博物館(National Air and Space Museum)」。 英国の科学者、ジェームズ・スミソン氏の遺産を元に設立された19の博物館並びに研究センターの総称「スミソニアン博物館」のひとつ。航空機や宇宙船に関連した収集物を展…

華市備忘録(その3)

米国・ワシントンD.C.の「ワシントン記念塔(Washington Monument)」。 1776年にアメリカ独立戦争を勝利に導いた、初代大統領ジョージ・ワシントンの偉業を称える記念塔。1848年に着工するも南北戦争(1861-1865年)で工事が遅延し、完成したのは36年後の18…

華市備忘録(その2)

米国・ワシントンD.C.の「ナショナル・ギャラリー・オブ・アート」。 www.nga.gov 1941年に創立された米国初の国立美術館。ジョン・ロックフェラー、ヘンリー・フォードと並ぶ全米三大富豪の1人、アンドリュー・メロンが資金とコレクションを提供。カーネギ…

華市備忘録(その1)

米国・ワシントンD.C.の「合衆国議会議事堂(United States Capitol)」。 「Capital」の語源は古代ローマの「カンピドリオの丘(Capitolino)」で、最高神ユピテル/ユノー/ミネルバの神殿が置かれた宗教と政治の中心地だったことが由来。 1800年に建造さ…

塩市備忘録(その5)

オーストリア・ザルツブルグ市の塩専門店「SALZBURG SALZ」。 ザルツブルクとは「塩の城」という意味で、塩の取引で発展してきた街。近郊のバート・デュルンベルクで古くから岩塩が採取されており、ヨーロッパ各地に出荷されています。 ザルツブルグ産の塩は…

塩市備忘録(その4)

オーストリア・ザルツブルグ市の「ザルツブルグ大聖堂」。 774年創建の初期バロック様式の建物。ステンドグラスが無く、柔らかい日差しが祭壇に直接注がれる古い構造となっています。パイプオルガンが7台もあるのも特徴。「大聖堂(Cathedral)」とはカトリ…

塩市備忘録(その3)

オーストリア・ザルツブルグ市のカラヤン生家。 ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908年4月5日 - 1989年7月16日)はウィーン・フィル、ベルリン・フィル等の指揮者を長年務め、NHK交響楽団の指揮者も務めたことから日本人にも高人気。コンパクトディスクが最…

塩市備忘録(その2)

オーストリア・ザルツブルグ市「ホーエンザルツブルク城」レストランにて。 ザルツブルク市街の岩山の頂上に建てられた城で、築城は1077年。ホーエン(Hohen)とはドイツ語で「高い」という意味。当時ローマ教皇とローマ帝国皇帝の間で勢力闘争があり、ロー…

塩市備忘録(その1)

オーストリア・ザルツブルグ市の「ミラベル宮殿庭園」。 17世紀初めに当時の大司教ヴォルフ・デートリッヒ・フォン・ライテナウが愛人サロメ・アルトのために建てた宮殿で、「美しい眺め」を意味するイタリア語の「Mirabell」に由来。庭園にはペガサスなどギ…

桑市備忘録(その5)

米国・サンフランシスコ市の「マコーミック & クレトーズ・シーフード・アンド・ステークス(McCormick & Kuleto's Seafood & Steaks)」。 フィッシャーマンズ・ワーフ地区の西、ギラデリ・スクエアの一角にあるシーフードレストラン。料理はもちろん納得の…

桑市備忘録(その4)

米国・サンフランシスコ市の「シアーズ・ファイン・フード(Sear’s Fine Food)」。 1938年創業の老舗レストランで、店内は古き良きアメリカ的な佇まい。ステーキやサンドイッチもありますが、こちらの名物は「18 Swedish Pancakes」。18枚の薄くて小さなパ…

桑市備忘録(その3)

米国・サンフランシスコ市のケーブルカー。 線路の地下をループしてるワイヤーを掴むと前へ進み、放すと止まるという仕組み。ワイヤーを掴む装置「グリップ(Grip)」は巨大なレバーで、運転手が体重をかけてガシャコンと動かします。鐘をチリンチリン鳴らし…

桑市備忘録(その2)

米国・サンフランシスコ市の「ニックス・ライトハウス(Nick's Lighthouse)」。 フィッシャーマン・ワーフの有名シーフードレストランで、創業は1934年。古い帆船の写真が壁に沢山飾られてて、照明もアンティーク。観光地感が強めですが、意外にも心地よい…

桑市備忘録(その1)

米国・サンフランシスコ市「ボウディン・ベーカリー(Boudin Bakery)」のクラムチャウダー。 フィッシャーマン・ワーフ地区の人気店で、クリームベースのクラムチャウダーが「サワードウ」という酸味のある丸パンをくり抜いた中にたっぷり入って提供されま…

独国備忘録(その5)

ドイツ・デュッセルドルフ市のホテルの廊下にて。 デュッセルドルフはドイツ経済の中心地で、日系企業も多数進出。このホテルにも日本人宿泊者が多く、随所にホテル側のホスピタリティを感じましたが.....。ちょっとした間違いが微笑ましく。 一発ネタで恐縮…

独国備忘録(その4)

ドイツ・デュッセルドルフ市のビア・レストラン「ツム・シフヒェン(Zum Schiffchen)」。 創業は1628年で、ナポレオン1世が凱旋パレードの際に立ち寄ったことでも有名な、デュッセルドルフ最古の老舗レストラン。ナポレオンが座った席が今でも保存されてま…

独国備忘録(その3)

ドイツ・デュッセルドルフ市で見かけたスナックの自動販売機。 目を惹いたのは「MIKADO」というお菓子。「glico」という文字とそれらしきイラストから、江崎グリコの定番商品「ポッキー」の海外版では?と。小銭の持ち合わせが無く、購入には至らず。 調べて…

独国備忘録(その2)

ドイツ・デュッセルドルフ市の「ヨハネス教会」。 マルティン・ルター広場に面した、デュッセルドルフ最大のプロテスタント教会。半円アーチや小さな窓などが特徴のローマ風デザインを簡略化した「ロマネスク・リバイバル様式」。1881年に完成し、第二次大戦…