オランダ・アムステルダム市で食べたインドネシア料理「ライスターフェル(Rijsttafel)」。肉カレー/魚/野菜/果物/酢の物などの小鉢をたくさん並べたもの。味は総じて甘辛かった記憶。
オランダはかつて多くの植民地を有しており、インドネシアもそのひとつ。オランダの東方貿易拠点「東インド会社」が置かれ、欧州向けのコーヒーやサトウキビなどの一大生産地でした。
ライスターフェルは植民地時代のオランダ人農園主達が食べた、インドネシア各地の名物料理を並べた贅沢料理。そのため料理名はインドネシア語ではなく、オランダ語で「ご飯のテーブル」という意味。オランダ王国の繁栄を今に伝える、貴重な料理遺産です。